「あー、早く肉食いに行きてぇ!」
上陸直後のモビーの甲板にエースの嘆きの声があがる。
そんな彼の両肩には大きな麻袋が担がれていた。
今回の物資調達当番は1番隊と2番隊。
本来なら飯屋に直行したいエースだったが、2番隊の長である以上仕事を放り投げて逃げ出すことはできない。
「うるせぇよい、エース。そんなに飯が食いたきゃ無駄口叩いてねぇでとっとと積み荷を全部運びやがれ」
「わーってるよ! けど今回の荷物がいつもの倍あるなんて聞いてねぇっ」
「運んでも運んでも全然終わらねぇじゃん!」とエースは唇を尖らせて文句を言う。
マルコは物資リストの紙をめくりながら「隊長会議で言ったよい。お前ぇ、寝てたろい」と彼を冷たくあしらう。
そう言われてしまえばエースはもはや文句も言えず、「ちぇっ」と舌打ちをして渋々仕事に戻るしかない。
「勝手に寝ちまうんだからしかたねぇだろうがよー……っと。、荷物ここでいいか?」
「はい、オッケーです。壁際に寄せて重ねておいてください」
「後は私が下の倉庫まで運びますから」とはエースが運んできた麻袋を両手で持ち上げ、床下の倉庫に続く階段を下り始める。
いまだ所属部隊が決まっていない彼女は経験を積むためにいろいろな隊の手伝いに借り出されていた。
今日は1番隊と2番隊の物資調達及び積み込みを手伝っているが、明日は16番隊と武器庫の清掃が予定されている。
見習いの彼女が学ぶべきことは多く、所属部隊にゆっくりと腰を落ち着けられる日はまだしばらく先になりそうだ。
酒に食糧、火薬に弾薬、武器、修繕用の木材、それに医療品や嗜好品。
運ばれてくる重い荷物を他のクルーと手分けして船底の倉庫に運び込む。
次の荷物を取りに階段を上がってきた1番隊の隊員たちに「お疲れ、お嬢。手伝いありがとな」と声をかけられ、はそれに笑顔で返す。
ひとり階段をトントンと下りていた、そのときだ。
きゅるるる……と不意に生き物の鳴き声のような音が聞こえ、は思わず足を止めた。
きょろきょろと辺りを見回し誰もいないことを確認する。
(……恥ずかし……聞かれてなくてよかった)
ホッと胸を撫で下ろしながらも、彼女は気恥ずかしさに耳をうっすらと赤くさせる。
今朝、考え事のしすぎで朝食を疎かにしたせいで今頃腹の虫が騒ぎ始めたようだ。
エースほど飯屋が恋しいわけではないけれど、これは作業が終わったら何か腹に入れに行くべきだろう。
そんなことを考えているとふと彼女の脳裏にマルコの姿が浮かび上がった。
(声、かけてみようかな……)
いつもは彼に誘ってもらってばかりなのでたまにはこちらから声をかけてみるのもいいかもしれない。
「一緒に行きませんか」と誘ったら彼はどんな顔をするだろうか。
彼女の方から声をかけてくるなんて珍しいこともあるものだと驚きながらも喜んでくれるだろうか。
頭の中に笑顔のマルコの姿が浮かび、の頬は自然と緩む。
だがその一方で「今日は1番隊の連中と飲む約束をしている」と断られてしまう可能性もあることを考える。
(そのときはしかたがない、おとなしく独りで食事に行こう)
潔く気持ちを切り替えていこうとダメだったときのパターンを視野に入れる。
するとなぜだろう、きゅうと胸の奥が縮むのを感じてはなかなか歩を進められないままその場に立ち尽くした。
お腹の空きすぎで痛むのなら胸の下、胃の辺りのはず。
だが今痛むのはそこではなく、確かに心臓、その奥だった。
(最近たまにある……なんだろう、これ)
きゅうきゅうと締め付けられる心臓に手を置こうにも両手は荷物を抱えていて自由にならない。
不整脈だろうか……おかしな病気でなければいいけれど。
浮かび上がりそうになる不安と心配に小さなため息をつき、はようやく足を動かし階段を下りていく。
その胸の痛みの意味を、はまだ知らない。
言葉にして表に出すこともしないので誰かが教えてくれることもない。
だから彼女がその痛みの名と理由を知るのは、もう少し後のことになる。
sequel 18 : 今はまだ言えない
太陽がまもなく地平線の下に沈もうとしている。
夕暮れ時、島で評判の大きな酒場、そこのカウンター席にマルコとは並んで腰を下ろしていた。
あの後、すべての作業を終えたはマルコの仕事が終わるのを甲板の端で待っていた。
そしてようやく彼も自由になったところで声をかけに行くと、が口を開くより先に彼の方から「飯でも食いに行くか」とデートに誘われてしまったのだった。
そして2人でぶらぶらと街を歩き、露店の試食を繰り返すうちに少食のの腹はいっぱいになり、酒でも飲みに行くかという話になって今に至る。
(結局誘ってもらっちゃった……)
今回は自分から声をかけてみようと思っていただけにの中には少しばかり未練が残っていた。
手の中のグラスを揺らしてカラカラと氷の音を立て、マルコに気付かれないように小さなため息をつく。
「ところで今朝、なに話してたんだよい」
「はい?」
「サッチとヴィヴィアンと。なんか深刻そうな顔で話してたろ」
グラスを何杯か空けた頃、マルコが唐突にそんな話題を出してきた。
まさか見られていたとは……全然気付かなかったとは驚きに目を丸くしてマルコの方に顔を向ける。
「体調でも悪ぃのかよい。それともあれか、またホームシックにでもかかっちまったか」
「体調は大丈夫です。ホームシックのことは……もういい加減忘れていただきたいです」
気を使ってくれているのか、はたまた子ども扱いしているのか。
どちらともとれる彼の言葉には頬を掻きながら笑って否定する。
「サッチさんたちとは、その……」
「ただの雑談です」とはぐらかしてしまってもよかった。
だがどうしてか彼女の中に「話してしまいたい。マルコさんにも聞いてほしい」という気持ちが湧いて出てきてしまった。
「恋愛相談、していました」
口が常より緩いのは、きっと酒のせいだ。
都合の良い言い訳を作って、は今朝の会話の内容をマルコに話して聞かせた。
「愛について。愛ってなんだろう、って。お二人にお訊きしていました」
「そいつはまた。随分と壮大なテーマだねぃ」
「ふふ。確かに、そうですね」
「愛、ねぇ。で、2人から良い答えはもらえたのかよい」
「答えは……、いいえ。残念ながらこれが正解という回答はいただけませんでした」
逆にヴィヴィアンには「マルコからの愛を感じているのか?」と問い返され自分が答える側になってしまったのだが、そのことは言わずにおいておいた。
は空になった自分のグラスをカウンターの上に置くと店主に同じものを追加で頼んだ。
すぐに新しいグラスが置かれ、冷えたそれを手にした彼女は一口飲んで乾いた喉を潤す。
「マルコさん。お訊きしてもよろしいですか?」
「愛についてかよい」
「いえ。その……マルコさんは、どうして私なんですか?」
「……?」
「あなたに見合う女性はたくさんいるでしょうに。もっと綺麗で色っぽくて大人の、あなただけに貞操を誓う女性なんて星の数ほど。それなのにどうして。どうしてこんな何の魅力もない、不貞極まりない私なんかをそばに置かれるのかなって」
「なんだよい、藪から棒に」
「だって……。だって私は……自分にそんな、人としても女としてもそんな魅力や価値があるとは思いません。正直マルコさんがどうして私なんかを想ってくださるのか、いまだにまったく理解できないんです」
ずっと胸の内でぐるぐると渦巻いていた疑問だった。
酒の力で饒舌になった彼女は素直な本音を彼にぶつける。
「こんなダメな女を選んでしまったこと、後悔されていませんか? 私、あなたを苛々させたり不快な想いをさせてばかりですよね」
「、お前ぇちょっと飲みすぎだよい。話すの一旦やめろ」
「見当違いの期待外れだったって、愛想尽かせて見限るなら今のうちで」
「やめろって言ってんだ」
「……。……はい」
「……ったく、お前ぇは。んなしょうもねぇこと考えて頭悩ませてたのかよい、ずっと」
彼女の言葉を中途で切ってマルコはやれやれというように肩でため息をつく。
そしてこれでもかというほど呆れた顔をすると彼女のこめかみに悪戯程度の強さでデコピンをお見舞いした。
大した威力はないはずだが、はこめかみをさすりながら「……痛いです」とマルコを訴える。
「何するんですか」
「お前ぇが馬鹿なこと言ってるからお仕置きだよい」
「馬鹿なことじゃないです、私は真剣に言っているのに」
「そうかい。なら俺も真剣に言わせてもらうけどねぃ」
マルコは途端に冗談の一切抜けた生真面目な顔をして彼女を見つめる。
目をそらしたくてもそうさせてくれない強い視線に、は逃げることもできずに彼の言葉を受け止めるしかなかった。
「お前ぇがなんでそんな不安になってるのか知らねぇが、俺の気持ちはそうそう変わることはねぇ。これだけは確かだ」
「……そんな。そんなことわからないじゃありませんか。人の気持ちなんて移ろいやすいものです」
「寂しいことを言うねぃ。あんなにしつこく繰り返し伝えてるってぇのに、全然お前ぇには響いてねぇのかよい」
「……」
「ま、伝わってねぇっていうんなら何度だって言ってやるけどな」
グラスから離れた彼の手が静かにの頬に触れる。
冷たいと感じたのは一瞬だけ。
すぐに彼特有のあたたかい体温が伝わってきて、それだけで彼女の顔にじわじわと熱が溜まり始めた。
「俺は、お前に初めて手ぇ出したときからもうずっと他の女を抱いてねぇ。今更商売女を買う気はねぇし、たぶんもうそれじゃ満足できなくなってる。……俺の言いてぇことがわかるかよい、」
「……」
「お前の替えなんて誰にも務まらねぇんだ。俺を満たせんのは、、お前だけだ。お前じゃなきゃダメなんだよい」
「……、……──」
マルコの目に、その言葉に、の胸は昼間と同じようにまたきゅうと締め付けられた。
(……、……ずるい……そんなこと言うなんて)
そうやってまた強すぎるぐらい強い愛の言葉を囁いてこちらの心をかき乱す。
名前のわからない苦しさに、切なさに、はきゅっと唇を緩く噛みしめ視線を伏せる。
逃げ出そうとする臆病な彼女に、だが今日のマルコはいつにも増してしつこく追撃の手を入れる。
彼女の頬に添えていた手を顎へと滑らせると指先でクッと持ち上げ顔を上向かせた。
「逆に訊きてぇよい。、お前ぇは俺じゃ満足できねぇのか」
「……?」
「ジークのときも赤髪のときもそうだ。酒が入ったお前ぇは男に誘われると抵抗もなくふらふらとついていっちまう。それはつまり、俺じゃ満足できねぇ……俺はお前ぇを満足させられてねぇってことだろい?」
「……! 違います、そんなことはっ」
「ないっていうんなら聞かせてくれよい。お前ぇは俺のことをどう思ってる」
「どう、って……?」
「。俺はお前の一体何なんだよい」
サッチやエースと同じただの仲間か。
それともただひとりの特別な男だと思ってくれているのか。
マルコは真剣な眼差しで彼女に問う。
できることならば何の迷いもなく期待通りの回答を口にしてほしい、それが彼の願いだった。
だがの口はすぐには動かず、しばしの沈黙ののち小さく開かれた唇から零れ落ちた答えは残念ながら彼の期待したものではなかった。
「恩人、です……」
彼女なりに考えた末の答えだった。
にとってマルコは、彼女ひとりでは逃げ出すこともできなかった場所から飛び立つ勇気ときっかけをくれた人。
息のしづらい深海のような場所で生きていた彼女に「自由に、好きに生きろ」と説き、身の危険を冒してまで救い出しに来てくれた。
救世主と呼んでも大袈裟ではない、それほどの存在だ。
育ての親である義母と同等の大恩をはマルコに感じていた。
だが彼女の答えは彼を不快にこそさせずともけして満足させられるものでもなかった。
「正直、あまり嬉しい言葉じゃねぇよい」
「……」
彼女の顎からマルコの手が離れていく。
見なくともわかる、マルコの顔が失望の色の濃い呆れた笑みに変わったのが。
は彼の期待に応えられない自分に失望し、聞こえるか聞こえないかぐらいのか細い声で「……すみません」と謝罪する。
もちろんマルコは彼女からの謝罪なんて求めてはいない。
呆れ混じりのため息をつく彼に、は体を委縮させる。
「赤髪に何言われたんだよい」
「……──っ」
脈絡なく突然出された人物の名に思わずは過敏に反応してしまう。
伏せていた顔を弾かれたように挙げてマルコの方に向ければ、その反応の良さに彼の眉がぴくりと跳ねあがる。
「どうして今シャンクスさんのことを……」
「野郎のことだ。勧誘だけで済ませて帰っていくわけがねぇ。どうせなんか妙なこと吹き込まれたんだろい」
「……、なんで」
「やっぱりねぃ」
マルコの中でずっと気がかりだったことに確信が得られ、ストンと何かが落ち着いた。
ここ最近ずっとの表情が晴れないことが気になっていた。
それがいつからで、何が原因なのかと考えたとき、マルコが思い当たったのが「シャンクスと会ってからだ」というひとつの予測。
レッド・フォース号を見送った際に彼女は「なんでもないです」と言っていたが、やはり嘘だったようだ。
(やっぱりな……2人を引き合わせたことは間違いだった)
マルコが感じていた嫌な予感が当たってしまった。
嵐の前を想起させる不穏な風を感じる。
彼は事態を収束させたくてシャンクスとの間に何があったのかをに問う。
「怒らねぇから言ってみな。あいつに何言われたんだよい」
が話しやすいようにマルコなりに感情を抑えて優しく問いかけたつもりだ。
だが彼女は気まずげに俯き、口を閉ざしてしまう。
これ以上マルコの機嫌を損ねさせたくないということだろう。
マルコはやれやれとため息をついての頭をくしゃくしゃと優しく撫でてやった。
「怒らねぇって」
「……」
「なんだ、好きだって言われてキスでもされたか? それともまさかあの後、俺が寝てる間にまた会ってヤッちまったのかよい」
「違いますっ。そうじゃなくて……。同じなんです。さっきマルコさんが私にした質問とほとんど同じことを訊かれました」
あの日、モビーを去る間際にシャンクスが告げたことをは初めてマルコに話した。
お前はマルコを本当に愛しているのか。
彼からの愛を受け取るだけで、それを返すつもりはないのか。
問われ、卑怯な言い方で逃げようとしたことも隠すことなく正直にマルコに伝えた。
「あのときも、マルコさんのことは嫌いじゃない、って狡いことを言って逃げようとして……」
「……」
「ごめんなさい……。でも今の私にはこれが精一杯なんです」
どんなに頭を捻ったところでこれ以上の答えは出てこない。
無理に搾りだそうとすると頭は痛み、胸も苦しくなって息ができなくなる。
形の良い眉を落とし、つらそうな顔ではマルコに心の内を吐露した。
「マルコさん。私はあなたのこと、嫌いじゃないです。たくさん感謝もしています。しているつもりです。でも……ごめんなさい。今は、今の私には、あなたと同じ言葉は言えない」
「……」
「こんな曖昧な気持ちのまま、愛してますなんて大事な言葉、言えるわけがない……言っちゃダメだって自分の中の自分が言うんです」
愛が何かわかりもしないくせに軽率にその言葉を使っていいはずがない。
緩い性格の彼女の中には実はおそろしく真面目な堅物が棲んでいる。
初めて知る彼女の内面にマルコの興味と関心は大きく刺激される。
状況も忘れて思わず彼女の内側を引き摺りだそうとする自分をなんとか抑え込んだ。
「マルコさん……愛って、なんですか? ……難しいです。私には、まだよくわかりません」
泣きそうな顔でくしゃりと髪を緩く握りしめる。
恋に、愛に、思い悩む彼女の悲痛な顔にマルコはどこか懐かしさを覚えていた。
それは彼女がまだ海軍に所属していて、心に迷いを抱いたまま戦っていた頃のこと。
自分は海軍を離れられないと言ったときの苦しそうな顔と今の彼女の姿がリンクする。
(あぁ……、その顔だ。俺が惚れたのは、こいつの……)
くしゃりと歪んだ彼女の苦しそうな顔に思わずマルコの中で何かが沸きたつ。
状況も忘れて小さく舌なめずりをしてしまうほどに、彼は目の前にいる娘に欲情していた。
「」
もはや隠すこともできない、彼の中で燻る熱が彼女の名を呼ぶ声にまで反映されてしまう。
離して間もない手を再び彼女の顎にかけ鋭く上を向かせるとマルコは周りに人がいることも気にせず彼女の唇にキスをした。
すぐ目の前に立つ店主は見て見ぬふりをしグラスを拭く作業を続ける。
近くのテーブルに座る客が茶化すように吹いた口笛をさらりと聞き流し、マルコは味わうように彼女の唇を貪った。
そのあまりの苛烈さには彼の足を軽く叩いて「離して」と懇願する。
しかたなく名残惜しげに唇を離してやれば、そこにはもうキスひとつで情欲を掻きたてられた娘が、頬を上気させ瞳を潤ませ、恨むような目で彼を見上げていた。
「どう、して……いきなり」
「キスするのに理由なんざいらねぇだろい」
「それは……」
「抱きてぇな。今すぐ」
「……、……っ」
マルコは濡れたの唇を指で拭うと、彼女が羽織っている黒い上着のフードをばさりと被せて顔を隠させた。
欲情した彼女の姿を酒場にいる他の男に見せたくないという彼の独占欲ゆえの行動だった。
「答えは、そりゃ俺だって欲しいよい。できることなら色よい返事をな。……けど今は、んなことどうでもいい」
こんな顔の彼女を放っておけるわけがない。
情緒がない、思いやりがない、悩み迷い弱った娘の心の隙につけこむなんて卑怯ではないかと良心が叱る。
だが彼の情動は収まることはなく、どう思われても構わないとマルコは自ら自制心を投げ捨てた。
抱いて、抱きつぶして、自分の熱を思い切り注いでやれば彼女は自分への愛に気付いてくれるかもしれない。
そんな身勝手な幻想すら抱き始める。
再びフードの中の彼女に口付け、酒と煙草が入り混じった甘苦い吐息を絡ませ合う。
ゆっくりと唇を離し覗きこめば、上着の影に潜む彼女の目にはもうマルコの姿しか映ってはおらず、そのことに男はひどく興奮した。
彼女の耳元に口を寄せ、甘く濡れた声で夜の共に誘う。
「宿に行くよい。余計なことなんて何にも考えられなくなるぐらい、たっぷり愛をそそいでやる」
←
□
×
マルコさんが彼女を呼ぶとき「お前ぇ」と「お前」の2パターンあるんですが、誤字脱字じゃないです。一応使い分けております(こまけ〜〜〜)。
あと「またホームシックか」と彼が言ったのは何年か前に書いたハロウィンのお話とちょっと繋がってるからです。(『Nightmare in the ark』参照)
次回、19話は裏口からお入りください。
2018/09/07 新規更新
SEO
掲示板
[PR]
爆速!無料ブログ
無料ホームページ開設
無料ライブ放送