※本丸や審神者についていろいろ捏造ありです。
※台詞ネタバレあり。ゲーム中の台詞(特殊会話含む)を随所にお借りしています。
部隊結成から十日目の朝を迎えた。
大部屋ではいつものようにみんなで朝食を囲んで今日の役割分担の確認が行われている。
日々の記録を綴った帳面を見ながらそれを伝えるのは前田だ。
いつの頃からか朝の報告は彼の仕事になっていた。
本当は初期刀の俺がやるべきなんだろうけど、前田の方がしっかりしているしこういう取りまとめ役に向いている。
「適材適所が一番です」って主も言っていたし、俺も彼が場を仕切ることに特に文句はない。
「本日の部隊長は加州殿ですね。他に隊員として今剣殿、厚藤四郎、秋田藤四郎、そして僕が入ります」
「わっかりましたー!」
「よっしゃー、気張るぜ!」
「僕、ご飯食べたらちょっと素振りしてきますね!」
「あ、あの僕はっ?」
今剣、厚、秋田が順々に気合いの声をあげていく中、名前を呼ばれなかった五虎退がそわそわと慌てていた。
でも大丈夫、彼の名はすぐに呼ばれることになる。
それもとっておきの役職付きで。
「五虎退は本日近侍です。主君と本丸の留守を頼みます」
「き、近侍っ!僕がっ」
「はい。本日は午後に鍛刀も予定されているので主君の手伝いをお願いします」
「……っ、わかりました!僕、虎くんたちとあるじさまをしっかりお守りしますっ」
五虎退の声に反応するように彼の周りで虎たちががうがうと唸り声をあげる。
いいなぁ、近侍。しかも鍛刀の付き添いとか俺もそっちの方がよかったな。
なんて本音は声には出さず心の中に留めておくことにする。
◆ 四つ葉の君 <肆> ◆
六振り分の伝達を終えた前田がみんなに遅れて朝食をとり始める。
食べ始めたところで悪いとは思ったけれど「ちょっと待ってよ」と声をかけさせてもらった。
部隊の編成に関してどうしても気になることが一点あったからだ。
「はい。なんでしょうか、加州殿」
「また俺が部隊長?」
「そうですが」
「そうですが、って俺昨日も一昨日もそうだったんだけど。ていうかさ、なんか俺ずっとやってない?」
「そうですね。というか部隊結成以降ずっと加州殿が部隊長の任に就かれています」
「だよね。いーの?俺が続けて」
たまには他の奴がやってもいいんじゃないの?
部隊長は経験値二倍にもなるし、やりたいって手を挙げる奴いるんじゃないのかな。
あと正直に言うと、さすがの俺もちょっとばかり疲れが溜まってきてはいるんだよね。
と、俺なりの意見を述べたら前田に困った顔をされてしまった。
「加州殿のお気持ちはわかります。ですがこれは主君のご意向ですし……」
なるほどね、主人が下した命を勝手にどうこうすることはできないってことね。
さすが前田、従者の鑑だ。
「それに僕も、現時点で最も打撃力の高い加州殿が部隊長を務めるのが得策かと思うのですが」
「えー、そう?俺、偵察苦手なんだけどなぁ」
「はい?何をおっしゃいますか」
自分では不得手だと思っていることを愚痴ったら前田に呆れたため息をつかれてしまった。
「ご謙遜を。加州殿が部隊長を務められたこの九日間の索敵率は九割を超えています」
帳面の記録を見ながら、どうやって測ったのかわからない謎の数値を報告される。
朝食の席に「おー」「さすがです〜」と短刀たちの賞賛の声があがる。
褒められて嬉しいのは嬉しいけど、そんなきらきらした瞳で見つめられるとちょっと照れくさい。
「素晴らしいです、加州くん」という声に思わず顔をあげたら正面に座る主までぱちぱちと手を叩いて俺を称えてくれていた。
彼女に評価され正直悪い気はしない。
けど褒められて調子に乗るなんてかっこ悪いから「褒めても何も出ないからね」って澄ました態度で誤魔化す。
豚じゃないんだからおだてられて木に登るつもりはないよ。
「では加州くんのおかげで部隊に余計な被害が出ずに済んでいるんですね」
「そういうことになりますね。加州殿が前に立っていてくださるととても心強いです」
「あらあら。頼りにされているのですね」
登るつもりはない……ないからね。
そんな感心したような笑顔をこっちに向けないでほしい。
意見しづらくなるじゃん。
ふと彼女と目が合うと日なたぼっこする猫みたいな顔で微笑まれた。
その笑顔に俺はもう部隊長変えてよなんて文句は言えなくなる。
肩でため息をついて観念し「……ったく。しょーがないなぁ」と与えられた職の続行を受け入れるしかなかった。
渋々の返事をする俺に主は「ありがとうございます。引き続きよろしくお願いしますね」って笑いかけ丁寧にお辞儀する。
その笑顔、ずるい……。
俺は襟足のあたりをがしがし掻きながら彼女から顔をそらす。
最近なんとなくだけど自覚してきたことがある。
どうやら俺、主の笑顔に弱いらしい。
彼女に笑みを向けられると多少嫌なことでもなんとか頑張ってみようかなって気になってしまう。
言っておくけど、俺がちょろすぎるわけじゃないから。
たぶんだけど、その原因は顕現初日の初陣にある。
ぼろぼろの重傷になって帰還した短刀たちを見たときの主の悲壮な顔、あの顔を見てしまったせいだ。
あの日以降も主は刀剣の誰かが傷ついて帰ってくると同じように眉をひそませ泣きそうな顔になる。
そのたびに思う、もう主のこんな顔見たくないし、させたくもないって。
共に過ごすうちに、主には笑顔でいてほしいって強く思うようになった。
だからなんだろうね、彼女が笑っていてくれるように俺はできる限りの要望には答えてあげようとしている。
たぶん勘のいい前田あたりにはもうとっくに気付かれているんだろうな。
加州清光は主に甘い、って。
まぁどう思われていようと構わないけど。
ふぅと再びため息をついて味噌汁の椀に口をつけたところで「加州殿」と前田に声をかけられた。
びっくりした。心を読まれたのかと思った。
けどそうじゃなくて、どうやら彼は俺の態度を部隊長続行への不満ととらえたらしい。
「貴方のご負担になってしまっているのは重々承知していますが、どうかもうしばらくご辛抱ください」
我々の部隊はまだまだ慢性的な人手不足なのですから、って諭されてしまった。
真っ直ぐ切りそろえられた前髪の下では眉がハの字の形を作り笑顔を申し訳なさそうなものにしている。
短刀に余計な気を使わせてしまったことに気付き俺はちょっと反省。
同時に彼への信頼と尊敬の念を強くした。
前田はやっぱりしっかりしている。
俺なんかよりずっと本丸の厳しい現状を理解している。
椀を置き改めて食卓を見渡せば、この本丸の戦力がいかに貧弱かが目に明らかになる。
現状本丸に籍を置く刀剣は打刀の俺一振りと短刀が五振りの計六口。
総力として換算するとかなり厳しいものがある。
短刀が駄目っていうわけじゃないけど、正直これから先の戦場に挑むのなら戦力としてもう少し上の位の刀に来てもらいたいのが本音だ。
それは俺が口にしなくても誰もが思っていること。
俺の隣に座る厚も「今日こそは新しい刀来るといいよなぁ」と期待を込めながら口いっぱいに米を詰め込んでいる。
「欲しいと思うものほど手に入らないものなんですね」って秋田が何か悟ったようなことを言っているのがちょっとおもしろい。
「皆さん、焦りは禁物です。待てば甘露の日和ありと申します」
気長に待ちましょう、と。
今この場に最も適した言葉を添えて前田がやんわりとみんなを鼓舞する。
場の空気を丸く整えることのできる彼はやっぱり参謀に向いている。
「それに案外本日の鍛刀で上位の刀が来てくださるかもしれません。主君と五虎退に期待しましょう」
「えぇっ、ぼ、僕にはそんな力は……っ。あ、あるじさまぁ……」
「あらあら。プレッシャーをかけられてしまいましたね。頑張りましょう、五虎退くん」
おろおろする五虎退の背を主がぽんと軽く叩けば彼に代わって虎たちががうがうと気合いを見せる。
それから彼女は正面に座る俺にも声をかけてきた。
「加州くん。どうかみんなのこと、よろしくお願いしますね」
重要な任を君にばかり任せっきりでごめんなさい、って眉尻を下げた笑みを添えて。
ねぇだからさ、さっきも言ったじゃない。
俺あんたの笑顔に、特にそういう困り眉の笑い顔に弱いんだってば。
「はいはい、りょーかい」って適当な感じで返事したけど、内心では主が俺の力を頼りにしてくれていることが嬉しくてしかたない。
なんでかな、彼女の言葉ひとつ微笑みひとつでこんなに頑張れちゃうなんて。
主の期待に応えようっていう、刀剣に沁みついた忠誠心なのか、それとも別の何かなのか。
今の俺にはよくわからない。
空になった茶碗を重ねてその上に箸を置くと両手を合わせて挨拶をして腰を上げた。
「おっさきー。部屋に戻って支度するね」
軽く片手を挙げて背を向けると「加州殿はたべるのがはやいですね〜」と今剣の感心したような声が耳に届いた。
振り返ると栗鼠(りす)よろしく両頬に米を詰め込んでもぐもぐさせている彼の姿が目に付き、思わず呆れたため息を零してしまう。
「お前らが遅いんだよ。ほら、ちゃっちゃと食べて。今日は鳥羽まで行くんだから出発はいつもより早めだからね」
「えー、まってくださいよー!ぼく、ごはんもう一ぱいたべようとおもってたのにぃ」
「ずっと不思議に思ってたけど、お前のその身体のどこにそれだけの量がおさまってるわけ?」
俺よりずっと小さくて細いくせに今剣はかなりの量を食べる。
まぁそれも日頃からあれだけぴょんぴょん飛び跳ねていれば納得の食欲だけど。
そして急げと言われて普通なら仕方ないと諦めて箸を置くところを「いそいでたべますからー!」と五虎退にご飯をよそってもらって慌ててかきこむところも彼らしいと言えば彼らしい。
主も幼い今剣にはわりと甘いところがあり、今も肩を揺らしてくすくすと笑いながらその様子を見ている。
これから出陣だっていうのに緊張感の欠片もない。
でもこれが俺たちの本丸の日常なんだ。
まったく、うちの本丸は今日も平和だよ。
今剣がしっかり朝飯を食べ終えて全員の支度が整ったのはそれから四半刻後(約30分後)のこと。
玄関先で主と五虎退に見送られ、部隊はまず宇都宮を目指し出陣した。
本日の出陣目標は宇都宮と鳥羽の攻略。
それから道中で新たな刀剣を探すことも重要な任務のひとつだ。
辿り着いた宇都宮で、部隊はまず時間遡行軍が送り込んできた幕末改変宇都宮方面部隊甲・乙と戦闘。
秋田が傷を負ったけど、なんとか軽傷で済んで敵を撃破することに成功。
次に飛んだ先、鳥羽では前田と厚が軽傷、今剣と秋田が重傷になってしまったが辛くも勝利。
相手側の大将を撃破した瞬間、重傷の二振りはばったりと倒れこんでしまった。
前田と厚が秋田を両側から支え、ばてばての今剣は俺がおぶってやって、さぁ本丸に帰ろうかと帰路をいく。
そのときだった。
俺たちの大願が叶えられる瞬間が訪れたのは。
鳥羽の焼け野原に突如現れたのは二振りの新たな刀剣。
一振りはぼろぼろの布を頭から被った金色の髪の男士。
もう一振りは土佐訛りの強い、刀と拳銃を装備した男士。
来た……ようやく来たよ、待ちに待った新たな刀剣が!
短刀たちは満身創痍ながらも新戦力の登場に大喜び。
「急ぎ帰還し主君にご報告いたしましょう!」
前田の歓声にみんなが頷き、ぼろぼろの身体で出せる最高速度で帰路を進んだ。
そして二つの合戦場での勝利と二振りの手土産を持って帰還した俺たちは、本丸の玄関前で出迎える主と五虎退から更なる驚きの報告を受けることになる。
いや、彼女たちに言われるまでもなく俺たちはすぐに気付いた。
なぜなら彼女の隣には俺たちの知らない奴が立っていたのだから。
金色の髪を緩くまとめて前に流し、肩にはふわふわした黒い何かをのせた勝気な瞳の男士が。
主たちもまた無事鍛刀を成功させたということだ。
たった一日で合わせて三振り。
新たな仲間の参戦に短刀たちは怪我も忘れて大いにはしゃいだ。
もちろん彼らがその後すぐに彼女の命で手入れ部屋にぶちこまれたのは言うまでもないことだけど。
◆
新たに現れた三振りの紹介が行われたのは短刀全員の手入れが終わって迎えた夕飯の席でのことだった。
「俺の名は獅子王。黒漆太刀拵も格好いいだろ!活躍すっから、いっぱい使ってくれよな」
我先にと名を告げたのは主たちの鍛刀で顕現した我が本丸初めての太刀。
獅子を名に刻む彼は太刀とは言っても普通の刀よりもやや小ぶりだ。
本人が言うには元の主が老齢だったためそういった使い手にも使いこなせるようにと軽く細く打たれたんだって。
立ち上がって並んで実感したけれど確かに彼と俺の身長はそう変わらない。
「よろしく頼むぜ!」と俺の背中を叩き八重歯を覗かせながらにかっと笑う姿はまるで少年のよう。
随分と明るくて気さくな奴が来たものだ。
まぁやたらと気位の高い奴とか空気が淀むほど陰気な奴とかよりはいいけど。
「お、次はわしの番か」
二番手に名を告げた刀も獅子王に負けず劣らず陽気な奴だった。
「わしは陸奥守吉行じゃ。せっかくこがな所に来たがやき、世界を掴むぜよ!」
彼は俺と同じ打刀の陸奥守吉行。
一度聞けば耳に残るその特徴的な土佐訛りにもしやとは思ったけれど、俺の予想は的中した。
彼の前の主はあいつだ、維新側の志士がひとり、坂本竜馬だ。
どうやら向こうもまた俺が敵対していた幕府側の刀だと気付いたらしい。
「お?」と興味深げな顔を向けられる。
あー……できればあんまり絡みたくないんだけど。
「こりゃあたまげた。新撰組の刀がおるぜよ」
「どーも……。なに?俺がいちゃ悪いの?」
「わっはっは。なんちゃーじゃ悪ぃことはないきに。そう剣呑にせんと。もうこうなったら元の主の遺恨は関係ないろう」
「そーね……そうありたいよ」
この本丸に顕現された今、俺たちの新たな主は審神者である彼女だ。
過去の遺恨に執着して任務を疎かにするなんてことあってはならない。
敵を倒すためになんとか協力していきたいところだ。
「おんなじ時代に生きた刀同士、仲良うしていこうねゃ!」
ばんばんと俺の背中を叩き肩を抱いてくる陸奥守の様子からしてあまり心配はいらなさそうだけど。
獅子王といい陸奥守といい、やたらと明るく賑やかな奴らが仲間に加わった。
これは明日からの本丸の様相がだいぶ変わりそうだ。
特に獅子王なんてまだ来たばかりだというのにもう「俺、部隊長やってみてぇな!」とか言ってるし、はりきりすぎて厄介なことにならなければいいけど。
「……騒々しい根城だな」
もう一振り紹介を終えていない刀が残っていた。
薄汚れた襤褸布を目深にかぶった青年の男士。
直感だけど、先に紹介を終えた二振りとは別の意味で厄介なことになりそうな案件だ。
「山姥切国広だ」
淡々と名を告げるとこれから主となる彼女をじっと見下ろし、そしてなぜか突然不機嫌そうな顔になってしまった。
「なんだその目は」って眉間に皺を寄せた顔で彼女にいちゃもんをつける始末。
彼女が何か山姥切の気に障るようなことを言ったわけではない。
出会ったばかりの刀にいきなりそんな態度をとられてしまい彼女は目を丸くして戸惑っている。
「あの……」
「俺が写しだというのが気になると?」
「え?い、いえ、そんな」
「化け物切りの刀そのものならともかく、写しの俺に何を期待しても無駄だからな」
初対面であることも相手が主君であることもかまわぬ一方的なつんとした態度。
主もどう返したらいいかわからいって感じでおろおろしている。
山姥切国広。どうやら彼は自分が霊刀の写しであることに対してかなり強い劣等感を抱いているみたいだ。
だからああやって襤褸布を身に纏って自身を隠しているのだろう。
気持ちはわからないでもないけれど、そこまで気にしなくてもいいのにな。
まぁそれは個々の性格だから俺がどうこう言えることじゃないけど。
「これはまた……随分と性格の対照的な刀たちが来たもんだね」
彼らに聞こえないようにぼそりと呟けば、それを耳にした前田に「そのようですね」と同意される。
明日からの本丸生活、一体どうなっていくんだろうか。
楽しみのような、ちょっと不安のような、なんとも複雑な気持ちが湧いた、そんな十日目の夜だった。
そして迎えた翌日。
ここ数日の間ほぼ同じ隊員で編成されていた部隊は、その日がらりと様相を変えることとなる。
俺が部隊長なのは変わらなかったけど、その後ろに名を連ねたのは昨日顕現したばかりの三振り。
残りの二枠に前田と五虎退が配置されて六つの枠を埋めた。
この編成は昨夜のうちに主と前田が相談して決めたものらしい。
「来ていきなりの出陣というのもどうかと思ったのですが、早めに皆さんの力を確認させていただいてこれからの編成に生かしたいと思いまして」
朝食の席で事情を説明する主の表情はどこか申し訳なさそうだ。
新人の三振りに気を使っているのだろう。
彼女の心配をよそに返ってきた三振りの反応はけして渋いものではなかった。
「早速出陣か!いいぜ、俺の力を発揮する良い機会だ。じっちゃんの名にかけて勝利をもぎとってきてやるよ!」
「わしも別にかまんぜよ。長いこと寝ていて体が鈍っちょったがところじゃき。ちょうどえぇ」
「山姥退治なんて俺の仕事じゃない。……が、命令なら仕方がない」
獅子王と陸奥守はやたらとやる気満々で、山姥切は渋々といった感じだけど別に出陣を拒否しているわけではなさそう。
三振りの返答に彼女はほっとしたようで「ありがとうございます。よろしくお願いします」と言って頭を下げる。
朝食を終えたら装備を整えてすぐに出発することを伝えると獅子王は「よっしゃー!」と気合いの一声をあげて残りの米をかきこみ始めた。
勢い良すぎて隣の陸奥守に数粒飛んだらしい。
「おんしの食べ方はむさい(汚い)ぜよぉ」と愚痴を零しながら腕についた米粒を指で摘まんでいる。
その隣では山姥切が急ぐこともなく黙々とおかずを咀嚼している。
なんていうか、これから初陣だっていうのにこいつら随分と呑気っていうか肝が据わっているっていうか。
総力が上がってよかったと単純に喜びはしたものの、こんな多種多様な性格の奴らを果たしてまとめきれるのか。
今更ながらに不安を感じ始める、そんな朝となった。
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